920の趣味雑記

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映画漫画アニメ小説とか自分の好きなものについて語りたいことを吐き出す場所。とりあえず書く。920で"くにお"と読みます。

呪術廻戦の話

今日は今自分が一番好きな漫画の話にしよう

 

 

週刊少年ジャンプで連載中の漫画『呪術廻戦』。

 

これが本当に面白い。連載開始第一話の時点ですでに引き込まれたよね

冒頭から「呪いとは~」みたいな余計な設定の話から入るのではなく、なんか学校の百葉箱にあるはずの「特級呪物」とやらを探しにきた人物。でも探し物がない。んでそれを報告したら電話先の人物はへらへらと「ウケるね」

そのやりとり後の表情からして普段からこの電話先の人物の適当さにイラつかされてるのがわかる。

 

そして見開きの扉絵を挟んで本編開始。

この導入から好き。特級呪物って何?名前からしてやばそうなやつっぽいけどどんなもの?ウケるって言ってた人いたけどそんな軽いノリでいいのか?!

(つかみの良さは『Dr.STONE』の「その日ー世界中の人間は、石になった!!」に並ぶ。いや、さすがにドクストの方がインパクトはあるか)

 

そして主人公が特級呪物を○○してしまったことで事態は思いもよらない方向へ…

 

以下呪術廻戦のここがイイ!!ポイント

 

・設定がしっかりしている。

『呪術廻戦』はタイトル通り呪力を使って戦う能力バトル漫画でもあるわけですがその能力の設定がきちんと練られた上で本編が構成されていて『HUNTER×HUNTER』好きな人ならハマるはず。てか絶対作者の芥見下々先生影響受けてる。単行本のおまけページでいってた気がする。もろノブナガの能力使うキャラ出てきたし。設定は本編内でもキャラが説明してくれる分でも十分なんですが、単行本でも話と話の間の白紙ページで作者が「この描写はこういうことですよ~」と言及してくれるので買おう。

 

そのおまけページでも言及されてたけど最終回や要所要所の結末は既に決まっているそうで、実際本編読んでても変に間延びするような展開が無くテンポよく話が進むので信頼できそう。この辺の構成力はネウロ暗殺教室をしっかり終わらせた松井優征先生を思い出す。

 

 

・演出のうまさ

能力バトル漫画なら絶対いる‘規格外’なキャラクター。当然『呪術廻戦』でも敵側味方側双方にそういうキャラがいるわけなんだけどそいつらの‘ヤバさ’の見せ方がとにかく上手い。もちろん能力使用時の影響範囲や威力の描写でもわかりやすいんだけどそこに至るまでの盛り上げ方が巧みなので、その「わかりやすい描写」により説得力が生まれてるのね。「あ、こいつはほんとにヤバい」ってのがよくわかる。見開き使うタイミングも完璧でとにかく説得力半端ない演出が『呪術廻戦』の魅力

 

・キャラがいい

ええそりゃ面白い漫画はだいたいキャラがいいですよ。でもそれもイチオシポイントなんだから書く。

 

『呪術廻戦』のキャラはとにかく自分の芯がしっかりしている人が多い。特に主人公3人の中の紅一点の釘崎野薔薇。初登場の時点でだいぶ濃いキャラだなーとは思ったけどその後も自分のアイデンティティを崩すことなくそれこそ性別どうこうなんか知るか!の姿勢で戦う彼女はまさにキャプテン・マーベル。単行本7巻収録分のバトルで見せる完全な悪役顔を見逃すな!

 

脇役のキャラたちも単行本で細かい設定など詳細が書いてあるのでみんな単行本買おう。うん。

 

本誌ではついに過去編入ってまた盛り上がってきてるところ。単行本もまだ一桁台だし人と『呪術廻戦』の話してオリジナル領域展開とか考えたいので